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H31年度 筑波大学情報学群 情報メディア創成学類 編入体験記

2018年7月14日に筑波大学編入試験を受けてきましたのでその体験を書き連ねます。

 

傾向

試験は数学・情報基礎(C言語で書かれたアルゴリズム)の2科目です。面接はありません。数学は2年周期でとても簡単になったり非常に難しくなったりします。特にH29年度は飛びぬけて高難度だったという話をよく聞きます。年度を問わず、情報基礎は数学に比べれば極楽という印象でした。過去問は大学のHPから入手できるのでそちらをご利用ください。

数学は微分積分から1ページ分、線形代数から1ページ分というように出題されます。両方対策しましょう。

 

試験前日

秋葉原駅から乗り換えてつくばエクスプレスに乗ることで行きました。往復で2300円程度です。N時00分には快速が出るのでそれに乗るのが快適だと思います。

つくば研修センターに前泊しました。試験会場の筑波キャンパス春日エリアまで歩いて10~15分程度です。洗濯機と乾燥機を無料で使わせてもらえるため、洗剤さえ持ち込めば最小限の着替えを持つだけで済みます。面接がないのでスーツを着る必要もありません。したがって、服を入れる鞄を用意できればキャリーバッグを引きずって歩く必要はありません。向かいにコンビニもあるので朝食や夕食には困らないでしょう。ただし、早めに買いに行かないと陳列棚が空になっていることもありうるので気をつけてください。

この日は5年度分の過去問を1週した後に早めに寝ました。冷房が机の真正面にあるので風が直に顔に当たってしまい非常に勉強しづらかったことを覚えています。

試験当日

120分で上記の2科目を一気に解く方式の試験でした。それまで受けた試験は全て科目ごとに制限時間が定められていたため、少し面食らった覚えがあります。問題難易度の見積もりが困難だったため、解けそうな印象がつよかった情報基礎から解き始めました。

数学:条件下での最大値と最小値、二重積分、射影
情報基礎:迷路の探索、コサイン類似度の計算

手ごたえは

数学:微積5割

   線形1割

        情報8割

といったところでした。線形代数が意味不明すぎて吐きそうになりました。今でもどうやって解けばいいかわかりません。
情報の問題を見直したところ、0と1を見間違えてそのように書いてしまったり、配列を入れるべきところをなぜか添え字を入れてしまったりというしょーもないミスをしでかしたため取れたはずの10割を逃してしまってました。試験中はわかりもしない線形代数に抵抗しないでわかるところだけに注力したほうがよかったのかもしれません。

試験終了後は逃げるように秋葉原に行きました。筑波を出る際、一緒に試験を受けた同級生と恐らく二度とここを訪れることはなさそうだという話をしました。