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H31年度 宇都宮大学工学部情報工学科 編入体験記

 

おそらくトップクラスに出回っている情報量が少ない大学だと思います。基本的に、過去問は自身で宇都宮まで取りに行かなければなりません。大事なことなのでもう一度います。過去問は自身で宇都宮まで取りに行かなければなりません。学校においてあるケースはかなりレアなので気をつけましょう。

大学の立地

宇都宮大学は2つのキャンパスがありますが、この記事では工学科のキャンパスである陽東キャンパスへの言及にとどめます。

宇都宮駅から3~4km離れた場所に立地しています。が、1時間に10本程度バスが運行しているためさほど気にならないと思います。真正面に薬局があるため昼ごはんの調達は非常に楽です。ゲーセンの存在は確認していません。600m程度歩けば大き目の商業施設があるので暇な日のすごし方には困らないと思います。

 

傾向

出題科目は数学、物理の2科目です。このほか、TOEICの点数が参照されます(点数=min(スコア/750,100))。東京へのアクセスが比較的行いやすく、かつTOEICが使えるからという理由で滑り止めとするのもアリかもしれません。

数学は行列(対角化やそれを利用する問題など)、体積を求める積分(年によって重積分になるか回転体の積分になるかわかれる)、微分方程式(年によって難易度がかなりバラける)の3つの分野から出題されているように見受けられました。

物理は毎年力学が固定で出題、これに加えて音、光、電磁気のうちどれか一つの分野から出題されます。募集要項には「高校の範囲を尊重」という記述がありますが、力学にて空気抵抗を考える自由落下の問題が出題されているのを確認しました(微分方程式の知識が必要)。音、光、電磁気に関しては高校の範囲内(のはず)です。

 

入試前日

当日移動では間に合わなかったためホテルシーラックパルに前泊しました。試験会場まで約700m、程近い場所にベルマート(大型のスーパー)もあり夕飯の調達には困らない、朝ごはんが出る、比較的安価、と非常に便利なホテルだったと思います。

入試当日

面接があるためスーツを着用しました。とても暑い日だったので死にかけました。水分補給はこまめに行いましょう。

8:10頃に会場に集まり、しばらく待機した後試験室に案内されるという流れになりました。預ける場所がなかったのでひとりだけキャリーバッグを引きずって歩いてました。結構恥ずかしかった。試験は数学→物理→面接の順番でおこなわれました。午前中に数筆記試験、午後に面接という配分でした。問題の内容はよく覚えていませんが、コメントにて聞いていただければお答えします。数学の試験問題の回収中、ケアレスミスに気がついて血の気が引いたことと全体的に時間が足りず残り10分あたりでめちゃくちゃ焦ったということだけは覚えています。物理は問題を解く手順が煩雑でなかったためか余裕を持ってとくことができたと記憶しています。
面接では「志望動機」「編入後の進路」「現在の受験状況」などを聞かれました。他に何個か聞かれた気がしましたが忘れてしまいました。比較的カジュアルな雰囲気に終始し、10分もかからないうちに面接は終わりました。宇都宮大学に限らず、面接全般に言える話ですが待機時間中は電子機器が使えません。紙媒体の暇つぶしを持ち込んで対策しましょう。当然勉強の時間に費やすのもアリです。私は2日後に農工大の試験が控えていたので偏微分と戯れていました。この日は受験人数が10人程度、面接自体の時間も短かったため1時間少しで終了しました。