H31年度編入試験体験記(総括)
はじめに
当記事は私の編入勉強の様子を綴ったものです。来年度以降編入(特に工学部情報系)を志望している各位のお役に立てればと思います。2018年度に受験した時の記録ですが、諸般の事情で記事を移すことになったために投稿日が2022年になっています。
自己紹介
自称情報系のH26年度に入学した高専生です。AtCoder(Betaに移行してから手がついていない)などにお世話になっていました。
受験した学校
の3校を受験しました。もう1校受けていましたが、指定された資格を持っていたことによって面接以外の科目が免除されたため含めていません。以下、それぞれの学校に関する編入体験記へのリンクを置いておきます。
持ち物
- 応用情報技術者試験
- TOEIC650
受けた試験の範囲
全体的にかなりかぶっていたように思います。農工大は英語の試験もありましたが、TOEIC対策の一環としてDUOを使用した勉強を行っていたためにかなり楽に試験時間をすごすことができました。語彙大事です。
数学なら微積と線形代数、物理なら力学と電磁気学を勉強するだけで3校分の対策になるという程度の範囲でした。情報は応用情報を取得していたためそれを復習したり、4年次秋ごろまで細々とAtCoderの勉強を進めていたことが功を奏して非常に楽に解くことができました。
勉強スケジュール
受験勉強は5年次の4月から開始しました。
4,5月でTOEICを、5,6,7月に数学物理を対策するという流れをとりました。一度過去問を数年分一度だけ解いて、解き終わったらわからないところをマセマシリーズや過去問徹底研究などで補強するという手順で勉強を進めました。
5月中旬(TOEICが終わったあたり)は何を血迷ったか、試験範囲外である複素関数論の勉強をしていました。要項はよく見て、出題範囲を確認しておきましょう(未だになぜ複素関数論の勉強をしていたかわからない)。
5月末と6月頭はプロコンの資料作成を行わなければならなかったので勉強時間が特に減ってしまいました。スケジュール管理には十分注意を払ってください。
私は編入勉強のおかげで数楽から見事に数が苦になりました。つよくなりたい
使用書籍
を頼りました。特にマセマには非常に助けられました。点数にはあまり結びつかないものの、根本的な理解にいたることができます。そのため、原理まで理解しないと手足が出にくいなんて人にはまさにうってつけです。下の三冊(弱点克服 大学の初等力学、基礎物理演習、複素関数攻略への一本道)は問題の練習用に買いました。今振り返れば、マセマ→弱点克服シリーズ→各種演習用書籍という順番にこなしていくのがよかったかなと思います。
なにか質問等あればコメントいただければ可能な範囲でお答えします。